終末兵器ムー

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「革命戦隊アイアンウォーズ」シリーズの伝説レアキャラクターである終末兵器ムーは、ゾンビに対して圧倒的な攻撃力と耐久性を誇るが、その特性には明確なメリットとデメリットが存在する。まず、彼の攻撃能力は非常に高く、特にゾンビに対してはバケモノじみた攻防パラメーターを持つ。お宝込みでLv30の状態では体力765,000、DPS38,250という驚異的な数値を叩き出し、亡者デブウやアンデッドサイクロンに対しても単体で勝利できるほどだ。攻撃頻度が高く、全方位攻撃が可能なため、地中から浮上してくるゾンビを次々となぎ倒す姿は圧巻である。

しかし、射程400というのは大型ユニットとしてはやや短く、対ゾンビで射程負けする相手は少ないものの、リーチで負けた場合には高い耐久性を活かして接近戦に持ち込む必要がある。ここで問題となるのが、彼の極端に遅い移動速度である。移動速度1というのは全キャラ中最低であり、前線に到達するのが難しいため、ボス出現時の衝撃波が何度も発生するステージではただの置物と化すことが多い。自城の後ろで待機することで、地中移動で前線を抜けてきたゾンビを刈り取ることはできるが、敵に突破されて自城に近づかれると攻撃を行うことになるため、まさに「最終防衛ライン」としての役割を果たす。

また、彼は波動ストッパーとしても機能するが、波動を放つゾンビはいないため、現状ではその特性を活かす場面は限られている。波動が厄介になるステージでは有効だが、移動が遅く前線が上りきれない欠点があるため、使いづらい場面も多い。さらに、KB数が1回というのもクセが強く、攻撃を受けると逃げられず、残り体力の把握が難しいというリスクも伴う。妨害無効能力がないため、ブチゴマさまやトンシーの攻撃を連続で受ける恐れもあり、注意が必要だ。

再生産が遅い点も考慮しなければならず、他のキャラで支援することが求められる。全体的に見ると、終末兵器ムーはゾンビに対しては非常に強力なキャラクターであるが、その特性を活かすためには戦略的な運用が必要であり、単独での活躍は難しい。メリットとデメリットが極端に分かれているため、使いこなすにはプレイヤーの腕が試されるキャラクターと言えるだろう。

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