バルログ

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バルログは、ストリートファイターⅤ CEコラボから新たに参戦したキャラクターで、シャドルー四天王の一人として登場する。彼の攻撃スタイルは「フライングバルセロナアタック」に代表されるように、飛び込んで攻撃することに特化している。特に画面端に寄せることで、原作さながらの壁キックを繰り出すことができ、視覚的にも楽しませてくれる。

彼の遠方範囲攻撃は、30％のクリティカル率を持ち、メタルな敵に対しては100％の停止妨害効果を発揮する。これは、同じく遠方範囲攻撃を持つ超激レアキャラクターの天誅ハヤブサと非常に似ている。両者の移動速度、攻撃力、クリティカル発生確率は同じであるが、攻撃頻度においてはバルログがやや劣る。とはいえ、バルログは感知射程に優れており、より奥にいる敵にも攻撃できるため、立ち回りの幅が広い。

しかし、バルログには明確な弱点も存在する。最短射程が350と長いため、ハヤブサよりも懐が弱く、敵に押されると連続でKB（ノックバック）してしまうリスクが高い。体力やKB回数もハヤブサほど多くなく、攻撃発生もやや遅いため、立て直しが難しいのが現実だ。これにより、バルログは一度押されると厳しい状況に陥ることが多い。

一方で、ハヤブサが持たない特異な能力として、メタルな敵を100％停止させることができる点が挙げられる。メタルを前面に出してジリジリ押してくるステージが多く存在するため、そういった場面ではクリティカルが発動しなくても戦線維持に貢献できる。これにより、バルログは非常に強力なキャラクターとしての地位を確立している。

また、足止めしている間にクリティカル試行回数を稼ぐことができるため、攻撃頻度の欠点を補うことができる。これにより、一部のプレイヤーからはハヤブサの第1形態よりも優れていると評価されることもある。特に対メタル性能においては、全キャラクターの中でもトップクラスの実力を誇る。

ハヤブサとのステータス比較は重要であり、両者を単独で選ぶのではなく、併用することでクリティカルの信頼性を高めることができるため、戦略的に非常に強力な選択肢となる。バルログはその特異な能力と攻撃スタイルにより、プレイヤーに新たな戦略を提供するキャラクターであるが、同時にその弱点を理解し、適切に活用することが求められる。

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