猿帝のクウ
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猿帝のクウは「電脳学園ギャラクシーギャルズ」のガチャキャラクターで、西遊記をモチーフにしたデザインが特徴的だ。彼は赤い敵と黒い敵に対して特に強力な能力を持ち、ウルフとウルルンとのにゃんコンボ「犬猿の仲」にもその特性が反映されている。派生キャラにはサンタのメリークウや灼熱のビーチクウが存在し、バリエーションも豊富だ。
第1・第2形態では、単発攻撃力は高めで、赤い敵や黒い敵に対しては未来編のお宝を考慮すると攻撃力が10万に達する。しかし、攻撃間隔がネコムート並みに長いため、DPSは3,501と低く、特殊能力を考慮しても5,601にしかならない。攻撃発生が遅いため、相手のKBによって攻撃が外れることも多く、いわゆる一撃必殺型のユニットとしての特性が強い。
体力は超激レア全体で見ても高くはないが、攻撃後すぐに移動を開始するため、ネコヴァルキリーのように突っ込んで被弾しやすい。KB回数が5回あるため、相手によってはしぶとく生き残ることもあるが、射程の短さと攻撃発生の遅さから、連続KBに陥りやすいのが難点だ。
赤い敵や黒い敵は日本編やレジェンドストーリー序盤で多く出現するため、初心者でもクウの特性を活かす機会はある。しかし、にゃんこ砲のタイミングや長射程の敵の出現を見極める必要があり、扱いには繊細さが求められる。ステージが進むにつれて他の扱いやすい大型キャラやコスパの良いキャラが優先される傾向が強い。
第3形態では、体力・攻撃力・射程が上昇し、攻撃間隔も短縮される。お宝効果込みでLv30時のステータスは体力182,750、攻撃力143,820(DPS9,400)と見栄えが良くなった。しかし、各欠点は依然として残り、KBの多い敵や波動を持つ敵には満足に攻撃を当てられず、突破力の高い敵には対処が難しい。地獄門の最適キャラとして一時期は価値を見出されたが、猫飯拳パイパイの第3形態が追加され、その座を奪われた。
本能に関しては、基本体力や攻撃力アップが特性に噛み合っており優先度は高い。波動耐性を解放することで、波動持ちの赤・黒い敵に接近できるが、ダメージ50%減に留まるため、強力な敵との正面対決は厳しい。攻撃力低下能力は活かしにくく、古代の呪い無効は赤黒と古代種の混成ステージでの効果が期待されるが、強力な古代種に対しては活躍が難しい。
超本能はver12.1で初実装された3キャラの一つで、Lv.60にすると3種の超本能が解放可能となる。特に注目すべきは攻撃間隔の短縮で、最大の欠点であった攻撃頻度が改善され、DPSが大幅に上昇する。最高で元のDPSの約1.8倍、Lv.60+基本攻撃力アップで2万相当となる。また、超本能実装により本能玉がもう一つ付けられるようになり、赤・黒・古代種いずれかの本能玉を2つ付けることで、最大攻撃力は43万、DPSは5万に達する。
古代種の属性追加や烈波無効もあり、今後増えるであろう古代種や烈波敵への対応力が向上する。特に古代種追加は、呪い無効と併せて取ることで効果的だが、全体的に見て猿帝のクウはその特性を活かすには繊細な扱いが求められ、他のキャラに比べて扱いにくい印象が強い。
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