守護神アヌビス


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守護神アヌビスは、「究極降臨ギガントゼウス」ガチャで入手可能なキャラクターで、エジプト神話の冥界の神をモチーフにしている。彼は波動無効の能力を初めて持つキャラとして登場し、ver5.3で遅くする無効、ver5.7でゾンビキラーが追加された。第1・第2形態では、各ステータスは悪くないものの、移動速度が速い割に攻撃発生が遅く、攻撃後の硬直が短いため、他の大型キャラとの共闘時に攻撃を外したり、孤立することが多い。

波動無効能力は初実装のため貴重だが、実装直後に同能力を持つキャラが2体追加され、価値が薄れてしまった。それでも、手持ちキャラが少ない場合にはメインの波動無効アタッカーとして活用できる。ゾンビキラー能力はDPSが高めで発動機会はあるが、潜行ゾンビ相手には体力とKBの回数が不足し、攻撃発生の遅さがネックとなる。

ver9.10で実装された第3形態では、体力と攻撃力が25%上昇し、ふっとばし無効の能力を得た。これにより、長いモーションを中断させずに攻撃できるが、攻撃発生の遅さや移動速度の問題は解消されていない。運用には依然として気を使う必要がある。

本能では烈波無効を獲得し、魔界編を含む烈波ステージに連れて行けるキャラとなる。Lv.1の烈波を取得すればDPSが大幅に上がるが、持続時間が短く、発動確率は最大30%なので過信は禁物。バリアブレイクを解放すれば、ゾンビキラーとバリアブレイクを両立できるが、ワープには無力なのでステージ構成を考慮する必要がある。

超本能はver12.6で実装され、攻撃間隔短縮が最大3.75秒可能となる。攻撃発生は依然として遅いが、攻撃開始を待たずに次の攻撃に入るため、使い勝手は改善される。DPSは約2倍に上昇し、敵の属性に関わらず高火力を連発できる。特に、シールドブレイカーは対悪魔戦での活躍が期待でき、厄介な敵を簡単に葬ることができる。

生産コスト割引により、全ての本能解放を済ませたアヌビスは3600円で生産できるため、非常に高いスペックを持つ。最終的に本能と超本能を全解放することで、攻撃力やDPSが大幅に上がり、バリア・シールド・ゾンビキラー・波動・烈波といった様々なギミックに対応できるようになる。汎用性が高く、特に高難易度ステージでの活躍が期待される。

かつてはその扱いづらさから「イヌビス」や「わんこ軍のスパイ」と揶揄されていたが、現在では第3形態や本能、超本能の実装により実用性が向上している。全体的に、アヌビスは運用に気を使うキャラでありながらも、適切に使えば非常に強力な存在となる。


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