古びたタマゴ
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古びたタマゴは、『女王の発掘調査3』のクリア報酬として入手可能なEXキャラで、ver.11.9で追加された11体目のタマゴである。初期状態では鑑賞用にしかならないステータスだったが、ver.11.10で修正が入り、少しは使い道が出てきた。第2形態に進化すると、属性を持つ敵を1%の確率でふっとばす能力を得るが、実際にはその確率の低さからあまり期待できない。
第3形態に進化すると、真の姿として『未来のエコな乗り物どう見てもおまる』に搭乗するネコとなる。この形態では、属性を持つ敵を確実にふっとばす能力を持ち、バリアブレイクとシールドブレイクも100%の確率で発動する。攻撃力は高く、キャッツアイでレベル上限を解放してLv.50まで上げると81,000に達する。攻撃発生も早く、移動速度も優れているため、タイミングをうまく取れば攻撃を当てることができる。
しかし、射程がネコよりも短く、単体攻撃であるため、敵の攻撃を受けやすい。特に紙装甲であるため、再攻撃がほぼ不可能で、長射程の攻撃が飛び交う戦闘や取り巻きが多いステージでは狙った敵に当てるのが難しい。また、波動や烈波無効の能力がないため、これらの敵に対しては近寄れずに倒されることが多い。
無課金キャラクターとしては、初めてシールドブレイクの発動確率が100%のキャラであり、移動速度と攻撃発生のおかげで、射程による不利を覆してバリアや悪魔シールドを破壊できる。しかし、狙い撃ちが難しいため、特に悪魔ベヒモッスやアックマ閣下のような射程が長いキャラを狙う際には、まず取り巻きがいない状況を作る必要がある。バリアや悪魔シールドを展開している敵に対しては、味方の妨害が効かないため、動きを封じておいてこのキャラの攻撃を通す戦法は難しい。
総じて、古びたタマゴは一見強力な能力を持っているように見えるが、実際にはその能力を活かすための条件が厳しく、使いこなすには相当な工夫が必要である。特に、射程や耐久性の低さが足を引っ張り、実戦での活躍は限定的である。バリアや悪魔シールドを持つ敵に対しては、他のキャラとの連携が不可欠であり、単独での活躍は難しい。これらの点を考慮すると、古びたタマゴは一部の状況での活躍が期待できるものの、全体的には使い勝手が悪く、戦略を練る必要があるキャラクターと言える。
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