ネコ王子

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ネコ王子は、「超国王祭」ガチャで初めて登場した伝説レアキャラクターで、後に超激レアの王女も追加された。彼は見覚えのあるポーズと動作で攻撃し、やがて自我を失って降臨ステージのボスとなった。倒された際には、特定のキャラクターにしか見られない特殊な昇天モーションが発生する。

彼の特筆すべき点は、全属性の敵に対して超遠距離から複数の妨害を行える能力である。具体的には、停止、鈍足、攻撃力低下、ふっとばしといった効果を持ち、一回の攻撃でいずれかの妨害が発動する確率は75.9%と高い。しかし、何が発動するかはランダムであるため、特定の妨害効果を中心にした戦略を立てるのは難しい。射程が長く、ふっとばし以外の妨害は4秒間持続するため、属性を持つ敵集団に対しては強力な妨害役となる。

ただし、体力と攻撃力は並であり、伝説レアキャラクターに見られる極ダメージや超打たれ強い特性は持っていない。KB数は4回だが、攻撃の発生には3秒以上かかるため、押し込まれた際に彼自身の攻撃だけで切り返すのは無謀であり、壁での防御が必要である。また、足が遅い点も注意が必要で、長いステージでは前線にたどり着くのが難しいため、出撃タイミングを慎重に考える必要がある。

コニャンダムと比較すると、彼も鈍足妨害を持ち、射程と移動速度は同じである。しかし、コニャンダムは他の3種の妨害を備えており、体力、攻撃力、攻撃頻度、妨害時間でも上回っている。ただし、コニャンダムの第3形態は妨害確率が50%であり、属性を持たない敵も対象にできるため、完全な上位互換とは言えない。

総じて、ネコ王子は尖った特性を持たないが、超長射程から平均的なDPSでダメージを与えつつ、時には強力な妨害でサポートする役割を果たすキャラクターである。彼の存在は、特定の戦略を組む上での柔軟性を提供するが、同時にその特性の不確実性が戦略を難しくする要因ともなっている。

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