非命の王フォノウ
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非命の王フォノウは、2023年5月1日に開催された超極ネコ祭で実装された極ネコ祭限定キャラの7体目であり、通称「白フォノウ」として知られる天命の王フォノウのもう一つの姿である。彼は他の極ネコ祭キャラと同様に、第2形態が第1形態の上位互換という特性を持っている。
このキャラクターの最大の特徴は、長い射程と広範囲にわたる3連続攻撃である。波動・烈波無効の特性を引き継ぎ、さらに古代の呪い無効も獲得しているが、感知射程は600から500に短縮されている。属性持ちの敵に対する火力では、超ダメージを持つ白フォノウには劣るものの、基本ステータスは上回っている。また、3連続攻撃の全てが当たる範囲は白フォノウよりも広い。
特筆すべきは、ゲーム初となる小烈波を持っている点である。小烈波は、通常攻撃がヒットした際にダメージの1/5を与えるエネルギーの柱を発生させるもので、黒フォノウの場合、連続攻撃でヒットした最大3回について射程400~1000の範囲に小烈波が発生し、0.33秒間持続する。これにより、無属性を含む全属性に対して2秒間の確定鈍足を付与することができる。この効果は連続攻撃の全てで発動し、小烈波にも乗るため、遠距離から広範囲に鈍足効果を与えることが可能である。
ただし、攻撃頻度に対して妨害発動の時間は短く、現時点ではコンボを組んでも永久鈍足は不可能である。小烈波による鈍足時間の延長も期待できず、主に後から合流してきた敵を足止めする役割が大きい。鈍足持ちのキャラとして白無垢のミタマと比較されることが多いが、運用面ではクロノスに近いと言える。
黒フォノウは、長射程・波動&烈波無効・高いDPSを活かし、強襲ステージや高難易度ステージでのアタッカーとしても活躍できる。体力値は黒フォノウの方が倍以上あるが、属性持ちに対して打たれ強い白ミタマの方が耐久性で上回る。白ミタマはKB数が15もあるため、多少押されても簡単に仕切り直せるが、黒フォノウはKB数が5回しかなく、射程が長いため一度押されると巻き返しが難しい。
妨害能力については、黒フォノウはお宝込みで2.4秒、3段目の攻撃がヒットして小烈波が当たっても最長4秒弱の鈍足付与が可能である。一方、白ミタマはお宝込みで効果時間4秒だが攻撃頻度が5.03秒なので、にゃんコンボを使用すると永久鈍足が可能となる。黒フォノウは攻撃頻度が7.20秒であるため、永久鈍足は不可能であり、妨害での制圧力は劣る。
黒フォノウが白ミタマに勝る点は、射程と無属性に対する対応力である。また、実装が古い白ミタマの弱点である烈波と呪いを無効にするため、古代種が出るステージや古代わんこ城ステージでも活躍できる。黒フォノウは長い射程を生かして遠距離から妨害を仕掛けつつ、連続攻撃と小烈波で敵を片付けるスタイルである。一方、白ミタマは前線にとどまり強力な妨害で相手を絡め取るという異なる使用感を持つ。
総じて、非命の王フォノウはその特性から高難易度ステージでのアタッカーとしての役割を果たしつつ、鈍足効果を活かして敵の動きを制限することができるキャラクターであるが、運用には工夫が必要であり、他のキャラクターとの比較においても一長一短があることを理解しておくべきである。
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