ネコ超人

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ネコ超人は、宇宙編3章をクリアすることで解放される「にゃんこガチャ+」から入手可能な基本キャラである。リリース初期から存在するキャラクター群の中で、9年目のVer.11.1において突如として10体目が登場した。初期のガチャプラス値の上限は9（Lv.20+9）だったが、現在では他の基本キャラと同様にLv.20+90まで強化可能となっている。このキャラクターは他の基本キャラとは異なる入手手段を持ち、強化のタイミングも異なるため、独自の立ち位置を確立している。

第2形態では、ムキムキの逆三角形の身体がさらにマッシブになるが、攻撃力の増加はあまり見られない。移動速度はウシネコを超え、美脚ネコ並みの早い攻撃発生を誇り、感知射程よりも奥に攻撃できる全方位攻撃と古代種に対する超ダメージ効果を持つ。感知射程は250と短いものの、Lv.20+90でのDPSは8,000を超え、基本キャラの中でトップの攻撃力とDPSを誇る。

古代種に対しては、古代わんこやイングリッス、コライノくんに対する超ダメージ火力を発揮できるが、攻撃後はネコヴァルキリーのように素早く接近してしまうため、足の速い壁や妨害キャラによるフォローが必要である。レベルアップに必要な経験値は特殊で、1レベルごとにXP999,999を要求され、Lv.20まで育成するにはなんとXP1900万もかかる。これは狂乱のもねこや超激レアキャラのLv.50までの総額を軽く超える。

第3形態はVer12.0で進化し、合計Lv.100（Lv.20+80、UR15,001で解放）以上で進化可能となる。炎をまとわせたテイルウィップで攻撃し、体力・攻撃力が20％程度上昇し、超生命体特効を新たに得る。体力・攻撃力の上昇量は他の基本キャラよりもかなり低めだが、攻撃力は依然として基本キャラ中トップであり、DPSはネコジャラミに次ぐ2位となる。また、カウンタータイプになり、突っ込みやすいという欠点が解消された。攻撃発生が非常に優秀で、KB数も10回と多いため、状況次第ではさらなる攻撃性能を発揮する。

初登場時の評価は散々で、基本キャラらしからぬ高いスペックを持ちながらも、プラス値上限が9であり、Lv.20まで上げるのに多くの経験値を必要としたため、合計レベルが30に満たない時点では第3形態も存在せず、巨神ネコを超えるコストに見合わない貧弱なステータスに留まっていた。DPSはネコジャラミに大きく劣り、体力は天空ネコよりも少ない。再生産が長いためリカバリーも利きにくく、射程が250と短いため、古代種に対しても古代わんこやイングリッス、コライノくん程度にしか射程勝ちできない。体力の低さが祟り、他の古代種の敵には一太刀も浴びせられないことも多かった。

余談として、ネコ超人の正体は長年本ゲームのロゴに鎮座していたネコであり、10周年記念ムービーでは主演を務めている。第2形態までのマッチョ姿とは異なり、細長い尾を持ち、鼻が無いタイプのネコはネコ超人と共通しているため、事前に「第3形態になり縮んだネコ超人ではないか」という予想をしていたプレイヤーもいた。さらに、2022年12月31日にはその日限定でオープニングムービーに登場し、画面全体が真っ赤に染まる演出があった。2023年大晦日にも同様の演出があったため、今後は12/31限定の隠し仕様になると思われる。

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