エヴァ零号機

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エヴァ零号機は、「エヴァンゲリオン」コラボで登場する超激レアキャラクターで、期間限定のコラボガチャでしか入手できない。プロトタイプとして「アダム再生計画(E計画)」によって作られたこの機体は、他のエヴァシリーズとは異なり、単眼という特徴を持つ。パイロットは綾波レイで、彼女の存在がこのキャラクターの魅力を一層引き立てている。天使や浮いている敵に対して強い耐性を持ち、特に「使徒キラー」という対使徒能力を備えているため、特定の敵に対しては非常に効果的だ。

2021年1月13日のアップデートで、やられた際のモーションが使徒撃破時のものに変更されたこともあり、ファンからの注目を集めた。だが、実際の運用においては、彼女の強みはその特異な能力に留まらず、波動ストッパーとしての役割にもある。波動ストッパーは、敵の波動攻撃を無効化する能力を持つキャラクターで、エヴァ零号機はその中でも中射程を持つため、特に有利な状況を作り出すことができる。

ただし、彼女の体力や単発攻撃力は大型キャラとしては控えめであり、再生産時間も長いため、過信は禁物だ。天使や浮いている敵に対しては強いが、他の優秀なキャラクター、例えば竜宮超獣キングガメレオンや召し猪のカイμが存在するため、これらを持っている場合は優先度が下がることも考慮すべきだ。

エヴァ零号機の中射程の波動ストッパーとしての特長は、他の多くの波動ストッパーと異なり、ほとんどの波動持ちの敵よりも射程が長い点にある。これにより、壁を出すことで自身はノーダメージで波動を消し続けることが可能だ。特に、狂乱の巨神降臨や「風雲にゃんこ塔」30階のような波動が厳しいステージでは、彼女が最も有効なキャラの一つとなる。

しかし、射程350という数値は大型キャラとしては控えめであり、他の敵に射程負けすることも多い。直接ダメージを受ける場面では、再生産が比較的早いタコつぼを出撃させるなど、他の波動ストッパーとの併用や使い分けが求められる。さらに、後に同射程の波動ストッパーである初音ミク マジカルミライ2020 東京が登場し、射程はやや異なるものの、闇の精霊ヤミィの第3形態や伝説レア終末兵器ムーも実装された。これらのキャラクターもエヴァ零号機と似た運用が可能だが、それぞれ得意とする敵属性や特性が異なるため、ステージによる使い分けが重要となる。

総じて、エヴァ零号機は特定の状況下で非常に強力なキャラクターであるが、他のキャラクターとの比較や運用方法を考慮しなければ、その真価を発揮することは難しい。彼女の能力を最大限に活かすためには、戦略的な思考と適切なキャラクターの組み合わせが不可欠である。

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