セイバー

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セイバーは、Fateコラボガチャで入手可能な超激レアキャラクターであり、同作品の主役格として位置づけられています。彼女は浮いている敵に対して超ダメージを与える能力を持ち、高頻度で遠方範囲攻撃を行うアタッカーです。攻撃力は標準的ですが、攻撃回転が早いため、DPS（ダメージ・パー・セカンド）は非常に高いです。感知射程は325とやや短いものの、移動速度が速く、攻撃発生も早いため、撃ち負けることは少ないです。さらに、遠方範囲攻撃の特性により、奥の敵にもダメージを与えることができ、最短射程が150と短いため、懐に潜り込まれるリスクも低いです。

セイバーは、雑魚敵が大量に押し寄せてくるステージや、ナカイくんやイルカ娘のような極端にKB（ノックバック）が多い敵が出現する場面で、前線を抑える役割を果たします。特に、浮いている敵に対しては超ダメージを与えられるため、ぶんぶん先生系の短射程キャラや、位置ズレで他のキャラでは一度に倒しにくいツバメンズやド鳩・サブ・レーの群れを一掃することが可能です。また、再生産性が高く、道場ステージにおいても優れた適性を持っています。

しかし、セイバーにはいくつかの欠点も存在します。まず、感知射程の短さと体力の少なさが挙げられます。攻撃後すぐに次の攻撃モーションに移るものの、倒した敵が離れている場合、味方の壁役を置き去りにして単独で突っ込んでしまうことがあるため、注意が必要です。この点は、大狂乱のネコライオンやごろにゃんなど、セイバーよりも移動が速いユニットである程度カバーできます。

第3形態に進化するためには、虹マタタビ3個が必要です。この進化により、セイバーは黒き姿となり、攻撃力と体力が25%増加し、感知射程と最大射程も25伸びます。攻防が強化され、アタッカーとしての性能が向上しますが、基本的な運用は第2形態までと変わらず、高い速攻適性と殲滅力を誇ります。

実装から時間が経過し、使い勝手の良い強キャラとして名を馳せてきたセイバーですが、他キャラの高性能化が進んだ現在では、古代の呪いや毒撃などの新要素への対応がないため、やや物足りないという意見も見受けられます。新しい敵やステージにおいて、その優れた攻撃能力を最大限に引き出すためには、援護する味方の編成や出撃タイミングを考慮し、被弾を減らすような運用が求められるでしょう。セイバーは確かに強力なキャラクターですが、時代の流れに合わせた戦略が必要な状況にあると言えます。

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