祝福神クロノス

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祝福神クロノスは、季節限定ガチャ「ジューンブライドガチャ」で登場した超激レアキャラで、ウェディングドレスを纏った時空神クロノスという独特なデザインが特徴的だ。彼はギガントゼウスから派生したキャラクターで、恋女神ショコラディーテに続く2人目の派生キャラとして位置づけられている。

ステータス面では、第2形態の数値は本家の第3形態とほぼ同じで、体力のみが本家の第3形態と同等という微妙な差異がある。妨害能力に関しては、無属性を除く全ての敵に対して鈍足、攻撃力ダウン、呪いの3種類の効果を持ち、各効果の発動確率は50％ずつ。これにより、いずれかの効果が発動する確率は87.5％と高めだが、選択肢がないため、安定感には欠ける。

攻撃面では、テンポの良い3連続攻撃が特徴で、各攻撃に妨害効果の発動判定があるため、全ての攻撃がヒットすれば妨害効果が期待できる。ただし、妨害効果の発動は直接攻撃に依存しているため、攻撃が外れれば単なるダメージに終わることも多い。小波動の能力も持ち、こちらにも妨害効果が乗るが、発動確率は20％と低めで、3回攻撃それぞれで判定があるため、1度でも小波動が発生する確率は48.8％とまずまずの値だ。

通常の攻撃は最大射程700の遠方範囲攻撃だが、小波動が発生した場合は足元から1132.5まで攻撃が届く。とはいえ、妨害時間が1.5秒と短く、鈍足・攻撃力ダウン・呪いの効果にしては物足りなさを感じる。特に、ミタマや黒キャスなどの同じ妨害をかけるキャラと組み合わせると、短い効果時間が長い妨害時間に上書きされてしまうため、相性が悪い。

一方で、停止キャラとの組み合わせでは悪影響がないが、停止妨害中は他の妨害がほぼ無意味になるため、彼の存在感が薄れてしまう。停止時間が短い本家クロノスの停止妨害とは親和性が高いものの、メインの妨害役としては不安定さが否めない。

火力面では、妨害役にしては高い数値を誇り、攻撃範囲の広さと攻撃回転の速さを活かした支援火力としては優秀だ。Wクロノスを運用すれば、妨害と火力で雑魚敵やサイクロン系、イノシャシ系、ぶんぶん系、ゴリラ系の敵をほぼ無力化できるだろう。

見た目には強力なキャラクターであるが、メインの妨害役としてはその不安定さが目立つ。したがって、他のメインの妨害役と組み合わせて安定感を高める運用が望ましい。全体的に、祝福神クロノスは魅力的なキャラクターであるものの、運用には工夫が必要な印象を受ける。

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