ネコボクサー

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ネコボクサーは、Ver5.9で追加された対ゾンビの常設レアキャラで、見た目はどこかで見たようなボクサーにゃんこ。カ・ンガリュを彷彿とさせるアッパー攻撃を持ち、ゾンビをふっとばす効果がある。第1・第2形態では、攻撃発生が早く、外しにくいのが魅力だが、火力は控えめで、妨害キャラとしての効果は限定的。特にアンデッドサイクロンやオオさんとの戦闘では重宝するが、再生産が遅めなので、同じく再生産が長いネコバサミと併用するのが望ましい。

Ver6.0では攻撃モーションに連続攻撃の能力が追加され、攻撃力が上昇したが、カ・ンガリュとは異なり、3発目に依存しているため、1・2回目にふっとばしが発生すると、ダメージの高い3回目が当たらず、実質的なダメージが下がることもある。特に2発目のダメージはゴム程度で、妨害確率は30%から16%に減少したが、3回の攻撃それぞれに妨害が発生するため、一連の動作での妨害確率は約40.7%と上昇している。

第3形態はVer7.5で追加され、体力が上昇しリーチが長くなったことで被弾が減り、場もちが良くなった。潜伏ゾンビを弾き出したり、分断した戦線をまとめたりする能力がある。

Ver10.3.0では本能が追加されたが、妨害キャラとしては不遇なラインナップで、渾身の一撃が目玉のように見えるものの、3発目が当たらないと効果が薄い。攻撃力アップや攻撃力ダウン耐性も習得価値が低く、特に攻撃力ダウン耐性はゾンビに対してほぼ意味がないため、価値がさらに低下する。体力アップは対ゾンビにおいて被弾が多いため有効だが、対エイリアンを解放することで高い体力を持つサイバーX・イノヴァルカンを押し返せるようになる。ただし、ふっとばすことで前線を押し上げ、長射程キャラにリベンジがワープされる危険性もある。

有効な本能は少なく、本能を解放しなくても使えるキャラであることは間違いない。なお、同じレアキャラでエイリアンとゾンビに妨害できるサイキックネコが存在するが、ネコボクサーの優先度は下がる。併用することで2属性に3種の妨害を与えられるため、相性は良い。

余談として、ネコボクサーのグラフィックは、かつてガラケーで配信されていた姉妹作のクマンちゅロワイアルに登場したボクシンぐまというユニットのグラフィックと瓜二つである。全体的に、ネコボクサーは特定の状況下では役立つが、妨害キャラとしての性能は限られており、他のキャラとの併用が求められるキャラクターである。

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