コアラッキョ


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コアラッキョは『ボルケーノ火山』の最終ステージ「メラメラカルデラ」で初めて登場する敵キャラクターで、初登場時には2倍の強化が施されている。彼は敵味方を問わず初めて「波動」を放つキャラクターであり、その特性が戦闘において非常に厄介な要素となっている。波動攻撃は確率100%でLv4(射程1067.5)を放ち、味方ユニットを一掃する危険性を秘めているため、プレイヤーはその対策を講じる必要がある。

コアラッキョの波動攻撃は、壁を作ってもその攻撃が遥か後方のユニットにまで影響を及ぼすため、通常の壁戦法が通用しない。これにより、戦線が崩壊するリスクが高まる。単体でも脅威だが、他の高体力キャラと組み合わせることで、さらに厄介な存在となる。特にレジェンドストーリー「ハデスの迷宮」や「アガペーの檻」では、その威力が顕著に現れる。

対策としては、デイダラトゲランなどの波動無効持ちやタコつぼなどの波動ストッパーを編成するのが最も効果的である。しかし、これらのキャラクターを持っていない場合は、ぶんぶん先生とは逆に「無駄に壁キャラを出さない」戦法が推奨される。具体的には、殴り合いができる高体力キャラのみを生産し、自城前で戦うことで体力を削られないようにすることが基本となる。また、生産タイミングの見極めも重要で、無駄に波動を喰らわないようにする必要がある。

さらに、コアラッキョの攻撃が直接味方に当たらなければ波動は発動しないため、一部のステージでは「わざと取り巻きに壁キャラを倒させ、空振りを誘発する」戦法が有効である。この場合、ゴム系統ではなくモヒカンなどの1KB当たりの体力が少ない壁キャラを使用するのが望ましい。また、コアラッキョのようにKBしやすく足が遅い波動持ちに対しては、遠距離アタッカーを溜めることでKBさせ続け、完封することも可能である。この際、足の遅い壁キャラを使うか、壁なしでの戦法が効果的だ。

特性として、コアラッキョは城の破壊が得意で、城に与えるダメージが4倍になる。しかし、元の火力が低いため、余程の倍率強化がなければ大したダメージにはならない。これにより、彼の攻撃が城に対してどれほどの影響を与えるかは限られている。

余談として、現実のコアラはユーカリの葉しか食べず、個体ごとに好みが異なるため、特定の種類のものしか食べられない。これにより、動物園での餌代は非常に高く、1頭あたり1日80000円、年間で3000万円にも達するという。動物園の全動物の餌代の3分の1を占めるため、ニートのゴリさんがコアラを養うのは難しいのも納得である。コアラッキョの存在は、ゲーム内での戦略的な難しさだけでなく、現実のコアラの生態や飼育の難しさをも反映していると言える。


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