ネコサガット

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ネコサガットは、二度目の『ストリートファイターVコラボ』で新たに追加された、サガットを模したレアキャラクターである。彼の能力や特性は本家サガットと同様に第1・第2形態で差異はないが、攻撃モーションは「タイガーショット」を意識したものとなっている。浮いている敵に対しては非常に強力で、波動無効の特性を持つため、特定のステージでの活躍が期待される。

しかし、ネコサガットには明確な欠点も存在する。特に単体攻撃であるため、対浮き敵に対する量産火力としてはネコカメラマンの存在が気になるところだ。彼の攻撃は単体に集中するため、複数の浮き敵が出現する場面では効果的に機能しない可能性が高い。対浮き対策としての使用はあまり推奨されない。

ネコサガットの真の強みは、「王冠4ステージでも使える波動無効キャラ」という点にある。王冠4ステージでは、ねこタコつぼが使用できないため、波動ストッパーが途切れることが多い。この状況下で波動無効を持つネコサガットは、強力な波動敵が出現するステージでの編成において重要な役割を果たす。彼の射程275は一見短いように思えるが、実際にはコアラッキョやダディ・エリザベス56世、ド鳩、サブ・レー・キョセーヌ、バトルコアラッキョなど、レジェンドで登場するほとんどの波動持ち敵に対して射程勝ちしている。

この射程の利点を活かすことで、ネコサガットは直撃を避けつつ、場に貯めることができる。これにより、王冠4ステージにおける波動無効の量産火力としての役割を果たすことができる。とはいえ、彼の特性を最大限に活かすためには、適切な編成と戦略が求められる。単体攻撃の特性を考慮し、浮き敵が多いステージでは他のキャラクターとの組み合わせが重要になるだろう。

総じて、ネコサガットは特定の条件下で非常に強力なキャラクターであるが、その特性を活かすためには戦略的な思考が必要である。彼の存在は、波動無効キャラとしての役割を果たす一方で、単体攻撃の限界を抱えているため、使用する際には注意が必要だ。

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