海王神ポセイドン

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海王神ポセイドンは、「究極降臨ギガントゼウス」ガチャで入手可能なキャラクターで、ギリシア神話に登場する海と地震を司る神がモチーフとなっている。ゼウスの兄という立ち位置もあり、神話的な背景を持つキャラであるが、ゲーム内での性能は一長一短である。

まず、ポセイドンの最大の特徴は、ゾンビ・メタルを100％の確率で3.33秒間停止させる能力と、ゾンビキラーの特性である。これにより、特にメタルキャラに対しては前線を安定させる効果が高い。ただし、攻撃間隔がやや長いため、単体では完全に敵を停止させることが難しい。再生産時間が短い点を活かし、複数体を貯めることで効果を最大限に引き出す必要がある。

射程は350とやや短めで、特にキャベロンには大きく射程負けしてしまう。しかし、高い移動速度を利用して、エンジェル砲などの隙を突いて攻撃することが可能である。火力は40,000を超え、ゾンビキラーとしての能力を十分に発揮できるが、クリティカル攻撃を持たないため、味方にクリティカル持ちを編成することが必須である。

潜行ゾンビに対してはKB回数の多さを活かせるが、体力が少ないため孤立すると脆弱である。壁キャラを上手く利用して支援することが求められる。移動速度はウシネコ並みで、速攻要員としての役割も果たせるが、攻撃発生が他のカウンターキャラより遅いため、攻撃頻度が高い相手には撃ち負けることもある。

第3形態では、体力と攻撃力が10％上昇し、移動速度もさらに向上した。これにより、相手の前衛を崩した際に突出しやすくなるが、相性が逆転するほどの強化ではないため、ステージを見極めた運用が重要である。

また、第3形態と同時に実装された本能により、基本攻撃力がアップし、小型ゾンビをKBさせる可能性が高まる。基本体力アップもあり、足元に出現したゾンビに対して反撃できる点が魅力である。さらに、渾身の一撃と攻撃無効という強化も付与され、DPS期待値が約1.9倍に上昇するため、火力面でも優れた性能を持つ。

ただし、動きを止める耐性は通常ステージではブチゴマさまぐらいしか対応する敵がいないため、混成編成向きである。メタルやゾンビの中に紛れて登場するヒカルを意識したり、速攻要員として採用するなら解放しても良いだろう。ヒュージゴマ強襲の前半戦ではゾンビの比率が高いため、そちらでも有効に活用できる。

総じて、海王神ポセイドンは特定の状況下で非常に強力なキャラクターであるが、運用には工夫が必要であり、単体での強さには限界がある。特に、クリティカル持ちのキャラとの組み合わせや、壁キャラとの連携が求められるため、プレイヤーの腕が試されるキャラと言える。

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