地獄警官エマ


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地獄警官エマは、Ver9.7で実装された『波動バスターズ』限定の超激レアキャラで、連続攻撃と波動ストッパーの特性を持つ。彼女は素早く前線に接近し、全方位連続攻撃を行いながら敵の攻撃力をダウンさせ、波動を打ち消して味方を守る役割を果たす。第1・第2形態では性能は同じだが、衣装と火炎のエフェクトが異なるため、プレイヤーの好みに応じて選択できる。説明文には閻魔女王と記載されているが、閻魔大王との関連性は不明である。

エマの感知射程は200で、射程350まで届くため、中射程の敵に対しても攻撃が可能。全方位攻撃の特性により、背後の敵にも攻撃が当たる。攻撃力ダウンの発動確率は20%だが、3段攻撃中には約49%に上昇する。ただし、持続時間は短く、初撃の効果は3段攻撃後にはほぼ切れてしまう。体力は非常に高く、KB数が10回と多いため、場持ちが良いが、再生産性はそれほど高くない。前線に戻る速度は速いが、しばしばKBするため、単体で敵を食い止めるよりも、攻撃力低下による量産壁の強化とのシナジーを活かす運用が推奨される。

波動ストッパーとしての性能は高いが、KB数が多く、KB中は波動を打ち消せないため注意が必要。狂乱のキモネコやダディ、バトルコアラッキョに対しては射程勝ちしているため、壁キャラとの併用が効果的だが、射程の長い高火力の敵がいるステージでは波動を消せずに昇天してしまうこともある。エマは全属性に対してイーブンな波動ストッパーとして初めてのキャラであり、これまでのキャラは各々得意な対応属性があった。

Ver.12.7では第3形態が実装され、体力が33%増加し、攻撃力ダウンの発動確率が2倍になった。さらに、停止無効とワープ無効の能力を得たことで、前線に駆け付ける際の妨害を無視できるようになり、攻撃モーションを潰されることもなくなった。体力の増加により、波動打消しが途切れる点は改善され、攻撃力ダウンの安定度も増した。

本能も同時に実装され、基本体力アップが耐久型キャラとしての重要な強化となった。基本攻撃力アップは優先度が低いが、攻撃力ダウン効果時間の延長により、最大で約1.8倍(3.6秒)まで伸びる。これにより、発動確率40%の不安定さを補い、役割を明確化できる。また、Lv.3波動(射程732.5)を解放することで、前線の奥に控える敵にまで妨害が通るようになる。呪い無効を解放することで、古代種の敵が出現するステージでも安定した妨害効果を発揮できる。

第3形態実装当初は、進化テキストに『動きを止める効果とワープ無効能力を取得!』と記載されており、停止効果を取得したと誤解される可能性があったが、ver.12.8でテキストは修正された。バスターズ祭では、エマは通常カメラ目線にならないが、アナウンス画面でのみカメラ目線になるという特徴がある。これは他のバスターズキャラも同様である。

総じて、地獄警官エマは高い耐久力と波動ストッパーとしての役割を持ちながらも、KB数の多さや波動打消しの不完全さが課題となるキャラクターである。彼女の運用には壁キャラとの併用が効果的であり、攻撃力低下によるサポート役としての活躍が期待される。


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