ネコマタドール
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ネコマタドールは、ver.9.0で登場した常設レアキャラで、赤い敵の攻撃を30%の確率で無効化する能力を持つ。攻撃無効を持つ生産性の高いキャラとしては初の存在であり、壁役としての役割を果たすことができる。しかし、攻撃無効は確率発動であり、壁役としてはねこ極上やマキシマムファイターで十分な場合が多い。発動すれば攻撃を完全に無効化できるため、特定の敵に対しては大きな強みを発揮するが、全体的には不安定さが否めない。
第1・第2形態では、攻撃無効の効果が持続するのは2.4秒間であり、イノシャシやレッドサイクロンなどの素早い攻撃にも耐えることができる。ただし、波動を放つ敵にはあまり相性が良くないため、使いどころが限られる。コスト540円は重めで、にゃんコンボを発動すれば最速生産も狙えるが、全体的に使い勝手は微妙だ。
ver.10.0では、ムササビネコ忍者が本能解放により攻撃無効を取得し、ライバルとなった。体力はネコマタドールの方が高いが、ムササビネコ忍者はめっぽう強い特殊能力を持ち、黒い敵にも対応できるため、競争が激化している。
第3形態はver.10.8.0で進化可能となり、体力と移動速度が上昇した。これにより壁役としての強化が図られたが、マキシマムファイターには体力で勝てず、特殊能力の差がさらに広がる。依然として不安定さは残り、特定の敵に対してピンポイントで使う必要がある。
本能は第3形態と同時に登場し、「属性追加:悪魔」が目を引く。攻撃無効の特性を活かし、悪魔属性の敵に対してしぶとく残ることができる。基本攻撃力アップの本能を解放すれば、悪魔シールドを割りやすくなるが、効果時間は最大でも2秒と短く、敵が悪魔シールドを展開している間は妨害が通用しないため注意が必要。
動きを遅くする効果は30%の確率で発動し、複数の敵に対して仕掛けやすいが、赤い敵専用の本能強化を持つ猫縛り極上も存在するため、属性追加による差別化が求められる。耐性の面では、ヒカルや魔我王などが苦手なプレイヤーには一考の余地があるが、全体的には壁役としての存在感は薄い。
本能実装直後は、対悪魔戦でもゴムネコや大狂乱のゴムネコが採用されることが多かったが、魔界編での厳しいレベル制限により、悪魔属性の敵が増加し、単なる体力では耐えられなくなった。これにより、ネコエキゾチックの存在感が相対的に大きくなり、プレイヤーのレアガチャによる+値も増加したため、真レジェンドでも対処が難しい悪魔に対する有効な選択肢となっている。
総じて、ネコマタドールは特定の状況下で強力な能力を発揮するが、全体的な安定性や使い勝手には課題が残るキャラクターである。
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