悲嘆の踊り子イズ

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悲嘆の踊り子イズは、2022年5月1日に開催された「超極ネコ祭」ガチャから登場した、極ネコ祭ガチャ限定の超激レアキャラである。彼女は踊り子イズ（白イズ）の別の姿であり、他の極ネコ祭限定キャラと同様に第2形態に進化することでステータスが向上し、上位互換となる。

イズは無属性の敵に対して超ダメージを与えるアタッカーとして、黒ガオウや黒ダルに続く3体目の存在である。第2形態では、攻撃力が上昇し、全弾ヒット時の無属性へのDPSは29,782に達し、トップクラスの火力を誇る。ただし、連続攻撃はKBしやすい敵に対しては効果が薄く、移動速度の速い敵に対しては連続KBでハメることが可能だ。全方位攻撃を持ち、感知射程よりもやや遠くまで届くため、短射程の敵に対しても懐に潜られる心配がない。コストと再生産性も軽く、取り回しが良好である。

イズの特筆すべき点は、各種妨害無効の特性が豊富であることだ。第2形態はシン・ラスヴォースに続く、全妨害を無効化する2体目のキャラであり、無属性の敵に対して強力な妨害を行うチワワン伯爵やヒカル、ケロ助などの攻撃を無効化しつつ、超ダメージで反撃できるのは大きな利点である。また、烈波無効と無属性への効果を両立する数少ないキャラでもあり、烈波攻撃が強力なかわわっぱJr.や達人ウリルに対しても最適解となる。

連続攻撃によってバリアや悪魔シールドを破る能力も持ち、宇宙編や魔界編での出撃機会が多い。サトルと同様に烈波無効とシールドブレイクを両立しているため、非常に頼もしい存在である。耐久力の高い悪魔シールドを持つ敵に対しても、射程で負けることが多いが、十分な体力を持っているため、確実に仕事をこなすことができる。ゾンビキラーを持ち、毒撃を無効化するため、テバムラサキホネツバメとの相性も抜群である。隙のない連続攻撃によるゾンビキラーで処理できる点も評価される。

ただし、イズにはいくつかの欠点も存在する。特に300という短めの射程が挙げられる。敵の倍率が低ければ、師匠やこぶへいなどの長射程の敵とも殴り合えるが、真レジェンドストーリーなどの高倍率の敵が出現するステージでは近寄れないことが多い。攻撃力が上昇すると無属性の敵以外に対してもDPS9,927と高くなるが、射程が短いため意図的に発動させるのはリスキーである。KBも少ないため、被弾後の立て直しが難しい。

無属性の敵への火力は高いが、その多彩な妨害無効や特性を活用できるステージでこそ、限定キャラとしての高性能を最大限に発揮できるだろう。全体的に見れば、悲嘆の踊り子イズは非常に強力なキャラであり、特に無属性の敵に対しては圧倒的な存在感を示すが、射程の短さや特定のステージでの使いづらさが彼女の評価を分ける要因となる。

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