ワイバーン
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ワイバーンは、メルクストーリアとのコラボキャラクターであり、同コラボ第1弾では唯一の超激レアとして登場した。彼の最大の特徴は、黒い敵に対して超ダメージを与える能力を持つ点である。第1・第2形態では、攻撃力・体力・射程のいずれも超激レアとしては控えめであるが、攻撃回転が速く、DPS(ダメージ・パー・セカンド)が非常に高い。登場当初は第3形態への進化要素がなかったため、その高い火力は「ぶっ壊れ」と評された。
特に、射程350以上の範囲攻撃を持つ超激レアの中では屈指のDPSを誇り、黒い敵に対する火力は全キャラの中でもトップクラスである。お宝効果を加味したLv30時点での黒い敵に対するDPSは26,638に達し、これは同レベルの覚醒のネコムートに迫る数値である。さらに、Lv45まで強化すればムートLv40を超える火力を発揮するため、各種ゲリラ経験値において黒い敵を悠々と薙ぎ払う殲滅兵器としての役割を果たす。
しかし、ワイバーンにはいくつかの弱点も存在する。射程が短めで移動速度が遅いため、松 黒蔵やクロサワ監督などの長射程の敵が後ろに控えているステージでは苦戦を強いられる。また、タッちゃんの遠方攻撃にも捕まりやすく、体力が多くない高DPSアタッカーであるため、壁役や妨害キャラとの連携が重要である。再生産は超激レアの中では早めで、やられてしまってもリカバリーが効く点は優秀である。
第3形態は2023年のメルストコラボで実装され、原作のメルストではメインストーリー第一部の最終盤まで進めないと拝めないユニットである。第3形態では体力が2倍になり、超生命体特効と黒い敵に対する攻撃力ダウン、鈍足無効を習得する。これにより、超生命体の黒い敵に対しても一定の効果を発揮するが、ジャイアント黒蔵との射程差が大きく、攻撃を受ければ確実にKB(ノックバック)するため、編成を考慮しないとほとんど攻撃できない可能性がある。
総じて、ワイバーンは黒い敵に対する圧倒的な火力を持つ一方で、射程や移動速度の遅さ、体力の低さといった弱点を抱えている。特に、敵の編成やステージの特性によってその戦果が大きく左右されるため、使い方には工夫が必要である。彼の強力な攻撃力を活かすためには、適切な壁役や妨害キャラとの連携が不可欠であり、戦略的な編成が求められる。
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