古びたタマゴ

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古びたタマゴは、ver.12.5.0で追加された18体目のタマゴキャラで、超獣討伐ステージを累計50回クリアした後にゃんこミッションから入手できるレアキャラクターだ。第1・第2形態では、天使を遅くする効果を持つが、その発動確率はわずか1%と非常に低く、実用性に欠ける。解放条件が厳しいため、レジェクエや地底迷宮以外ではほとんど編成されることはない。

第3形態に進化すると、天使を遅くする効果の発動確率が50%に上昇し、さらに超獣特効と波動無効の能力を得る。進化には紫獣石20個、紅獣結晶2個、蒼獣結晶2個と、膨大な数の獣石が必要で、これがまた手間をかけさせる要因となっている。再生産や発動確率、攻撃頻度のバランスが優れており、単体でも連続発動が期待できるため、一定の活躍が見込める。

特に超天獣ラジャコングに対しては有効で、低確率で放たれる波動も無効化できる点は評価できる。しかし、再生産に対して射程350はまずまず優秀に見えるものの、対天使量産キャラの中では天使スレイプニールや天使ヒオコエルに射程で劣るのが残念なところ。また、攻撃力が850しかないため、火力を期待して編成するキャラとしては不十分だ。

ただし、イノエンジェルに対しては射程に余裕があり、比較的有効に働く可能性がある。射程の差がわずか10であるため、対天使量産キャラとしては珍しく天使ブッタの最長射程を上回る点もあり、特定のステージではその長所が活かされるかもしれない。しかし、全体的に見ると、古びたタマゴはその特性や能力に対して、解放条件や進化に必要な資源の多さから、使い勝手が悪く、編成する価値が薄いキャラクターと言わざるを得ない。

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