一番星の音色もねこ
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もねこは、にゃんこ大戦争のEXキャラで、日本編第一章をクリアすることで入手可能なキャラクターだ。古くから存在し、メディア露出も多いが、その実力は一長一短。コストに対して高めのステータスを持ち、特にメタルな敵に対して有効なクリティカル攻撃を持つ点は評価できる。しかし、入手時の日本編にはメタル敵が存在しないため、実際にその強さを活かせる場面は限られている。暴風ステージを攻略すると、より優秀なクリティカル持ちキャラが手に入るため、もねこの活躍の場は狭まる。
再生産速度が致命的に遅く、メタルの強敵たちに射程負けすることが多いのも大きな欠点だ。キャラが揃った後は、主ににゃんコンボ要員として編成されることが多く、特に妹のねねこと組むことで攻撃力アップ【小】を発動できるが、最近では同様のコンボが増えているため、もねこの独自性は薄れている。ニャンピュータとの相性が良い点は一応の利点だが、全体的に見れば、もねこの存在感は薄い。
倒された際には、魂ではなく天使姿のもねこが昇天する演出があり、これは初音ミクコラボキャラやエヴァンゲリオンコラボキャラに見られる特殊な演出の先駆けである。しかし、妹のねねこにはこのような演出がないため、もねこの特異性はここでも際立つ。
第3形態はVer.11.0にて実装され、9年の時を経て進化を遂げたが、進化には虹マタタビや金マタタビが必要で、入手難易度は高い。カラフルな見た目になり、舞台も華やかになったが、これが実際の性能にどれほど寄与するかは疑問だ。クリティカル率・体力・再生産速度が上昇し、小波動を取得したことで、クリティカル発動時には後続のメタルな敵を一掃できるようになったが、射程に難がある点は依然として解消されていない。
バレンタインねねこも同じ能力を持っており、併用すれば安定度は増すが、結局は他のキャラとの組み合わせに依存する形となる。王冠4ステージにおけるメタル対策としては使えるが、他のキャラに比べて特別な強みがあるわけではない。
余談として、Ver4.3.0以降に脚の長さやKB絵などの細部デザインが変更されているが、これがプレイヤーにどれほどの影響を与えるかは微妙だ。また、モンハン大狩猟コラボでは「I LOVE さば」という主題歌があることが判明しているが、これがもねこの魅力を高める要素になるかは疑問だ。メルクストーリアコラボでは、セレスに対抗するアイドルとして登場し、「人間族を自分のファンにする」という野望を持つが、最終的には村民の説得で目を覚ますという展開は、キャラクターとしての深みを欠いている。
カラーリングに関しては、実は第三形態になる前から第一形態第二形態のカラー版が存在しており、モンハン大狩猟コラボで見ることができたが、これも特に新しい要素とは言えない。全体的に見て、もねこは一部のプレイヤーには愛されているものの、ゲーム内での実用性や独自性に欠けるキャラクターであることは否めない。
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