ネコエッグ

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ネコエッグは、イベントステージ「謎のイースター」でドロップするレアキャラクターである。見た目は進化しても変わらず、攻撃モーションのみが変化するという、デザインに対する手抜き感が否めない。中身がモアイという設定も、イースターとの関連性を持たせたかったのかもしれないが、正直なところ、あまり魅力的ではない。

このキャラクターは、20％の確率で天使を遅くする能力を持っているが、その妨害確率は低く、単体攻撃に特化しているため、妨害役としての活躍は限られている。第1形態から第2形態に進化すると射程が伸びるが、それでも妨害役として任せられるシーンは少ない。要するに、使いどころが難しいキャラクターである。

2023年のイースターイベントで実装された第3形態では、鈍足の発動確率が20％から100％に上昇し、妨害役としての安定性が増した。しかし、攻撃頻度が妨害時間を上回るため、単独での永久妨害が可能になったとはいえ、結局は特定の敵に対してしか効果を発揮しない。イノエンジェルやエンジェルサイクロンに対しては有効だが、それ以外の敵には無力である。

余談として、第3形態の説明文にはイースター島の現地語であるラパ・ヌイ語が使われており、「私の名前はネコエッグ３です」と翻訳される。このような細かい設定は、開発者の遊び心かもしれないが、実際のゲームプレイにはほとんど影響を与えない。イベント開催中のネコ基地の襖に描かれたモアイも、キャラクターの魅力を引き立てるものではなく、むしろ無駄な装飾に感じる。

総じて、ネコエッグはその見た目や能力において、プレイヤーにとって特別な存在感を持たないキャラクターである。進化しても変わらない外見や、限られた妨害能力は、他のキャラクターと比べて魅力に欠ける。特定の状況下での活躍はあるものの、全体的には使い勝手が悪く、プレイヤーの戦略において重要な役割を果たすことは難しい。

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